【はじめに】新築に住み始めたのに、なぜか夫婦仲がギクシャク…?

「家を建てたばかりなのに、なぜか夫と会話が減った…」
「新築に住んだら喧嘩が増えた気がする」

そんな声、実は少なくありません。

理想のマイホームを手に入れて本来なら幸せなはずなのに、なぜか夫婦関係がぎくしゃくしてしまう…。

その原因、もしかしたら「間取り」にあるかもしれません。

風水では、家の間取りや空間の使い方が家族関係、とくに夫婦関係に大きな影響を与えると考えられています。

この記事では、夫婦仲を悪化させやすい“風水的にNGな間取り”を5つ紹介し、実体験を交えながら、夫婦円満を育む家づくりのヒントをお伝えします。

夫婦運は「家の気の流れ」で変わる

風水では、家全体を「気=エネルギー」が流れる空間ととらえます。

この気の流れが滞っていたり、バランスが崩れていると、住む人の運気や人間関係に悪影響を与えるとされています。

特に夫婦は「火と水」「陰と陽」のようにバランスが大切な存在。

住まいの間取りによって、気づかぬうちにどちらかの気が偏ってしまい、衝突やすれ違いが生まれることも。

家を整えることは、夫婦関係を整えること。

新築の間取りを決めるときには、見た目の快適さだけでなく「気の流れ」や「夫婦の関係性」に注目することが大切です。

夫婦仲が悪化しやすい“風水的NG間取り”5選

① 寝室が孤立している・乱雑な寝室

夫婦の寝室は、愛情や信頼関係を深める重要な空間です。

玄関から遠すぎたり、物置や廊下の奥にあるような「孤立した寝室」は、夫婦の距離を遠ざける原因になります。

また、ベッドの上に物を置きっぱなしにしていたり、洗濯物が積まれていたりするのもNG。

対策

  • 寝室は家の中心に近い場所 or 東南〜南西が理想
  • ベッド周りをスッキリ清潔に保つ
  • 照明は柔らかい暖色系でリラックス感を演出

② トイレが家の中心や西側・階段下にある

風水では、トイレは「陰の気」を持つ場所。

このトイレが家の中心にあると、家全体に陰の気が広がりやすく、夫婦関係や健康運に悪影響を与えやすいとされています。

特に「西」の方角は金運や人間関係を司るため、この場所にトイレがあると浪費や口論が増えるとも。

また、階段下のトイレも好ましくありません。

階段の下は窓がない場合が多く、陰の気がこもりやすく気が滞りがちです。

対策

  • 換気を徹底し、盛り塩や観葉植物で気を調整
  • 香りなど五感に心地よい工夫を取り入れる

③ キッチンが北西にある or 散らかっている

北西は「主人の方位」とされ、夫の運気や家庭全体のリーダーシップに関わる重要な場所。

そこにキッチン(火を使う場所)があると、家庭内の主導権争いや不和を生みやすいといわれています。

また、キッチンが散らかっていると「財の気」や「愛情の気」が滞り、夫婦間にイライラや不満が溜まりやすくなりがちです。

対策

  • キッチンの方角に関係なく、常に清潔を保つ
  • 特にシンク・コンロ・冷蔵庫は気の通り道として整える

④ 玄関から寝室が一直線につながっている

玄関から寝室までが一直線でつながっている間取りは、風水では「気が一気に流れ抜ける=気が安定しない」とされます。

そのため、家に入ってきた気が夫婦の寝室を通り抜けてしまい、落ち着かない、安らげない、関係が不安定になる原因にも。

対策

  • 間にパーテーションや観葉植物を置いて氣の流れを緩やかにする
  • ドアを閉めてプライベート空間を守る

⑤ 水回りのバランスが悪い(火×水の衝突)

風水では「火(キッチン)」と「水(バスルーム・洗面・トイレ)」は相剋関係にあります。

この“火”と“水”が向かい合っていたり、近すぎると、夫婦間の対立が生じやすくなるとも言われます。

対策

  • 間に“木”の要素(観葉植物・木製ラックなど)を入れて中和
  • 清潔感と風通しの良さを重視する

【実体験】我が家も間取り×風水で夫婦仲が改善しました

実は、引っ越しを7回経験した私にとって、家を建てる前は「間取りは動線が良ければOK」くらいに考えていました。

とはいえ、住む場所や間取りによって夫婦喧嘩が多かったり子供の怪我が多かったりと、生活の質に違いがあるように感じていました。

そこで、家が大きな買い物である点を考え、後悔しないように間取りについて調べることにしたのです。

まだこの時は、風水に興味がある程度でしたが、避けて良かったと感じている間取りが3つあります。

  • トイレを階段下に作らない
  • 玄関から見える位置に階段を作らない
  • 鬼門ラインにキッチンを作らない

さらに、勉強をしてから風水アドバイザーの知識を活かし、次のようなことを実践しました。
・玄関とリビングに観葉植物を設置
・寝室をきれいに保ち、ペアの寝具を使う
・キッチンやトイレを徹底的に整頓

すると、夫が家事を手伝うようになり、会話も増え、笑顔の時間が明らかに増えました。

マイホームは“夢”だけでなく、“気の流れ”が現実をつくる場所だと実感しています。

風水的に夫婦運を整える間取りの工夫

風水の目的は「自然の流れに調和した暮らし」づくり。

すべてを完璧に整えるのは難しいですが、意識して変えられる部分から始めるだけでも、夫婦関係に大きな違いが出てきます。

  • 「気が巡る」動線(玄関〜リビング〜寝室)
  • 家族全員の“居場所”がある空間設計
  • 明るさ・風通し・音・香りといった五感への配慮

夫婦は“環境に影響される関係”ともいえます。

だからこそ、家を整えることが、心と関係を整える近道になるのです。

まとめ

間取りは、夫婦関係の“無言の設計図”

見た目のデザインや機能性だけではなく、間取りが持つ「気の流れ」や「人との距離感」に目を向けると、夫婦関係にも良い変化が現れます。

新築を計画している方はもちろん、すでに家を建てている方でも、今日からできる「風水的な工夫」を取り入れて、より穏やかで温かな夫婦時間を育んでみてくださいね。