子育てや仕事に追われる夫婦にとって、昼の時間は貴重な「すき間時間」。
とくに休日の昼間は、ちょっとゆっくりできるからこそ、「ついスマホやテレビを見ながら何となく過ごしてしまう…」
というご家庭も多いのではないでしょうか?
でも実は、風水では昼の「陽の気」が強くなる時間帯は、人間関係や金運、家庭運を整える絶好のタイミングとされています。
そしてその時間を、夫婦で一緒に過ごすことができれば、運気だけでなく、絆や信頼感も自然と高まるのです。
今回は、そんな「昼の夫婦時間」を有効に活用するための風水ルーティンを紹介します。
週末のランチタイムや午後のひとときを、運気アップ&夫婦円満の習慣に変えていきましょう!
昼の時間は「運気の循環」が活性化するタイミング

風水では、一日の中で「気」が最も活発に動く時間帯が昼(午前11時〜午後2時)と言われています。
この時間帯は、家全体に“陽の気”が満ちて、活力・繁栄・対人関係を育むのに最適な時間。
特に西や南西の方角は金運・愛情運に深く関わるため、その方角にあるリビングやダイニングで夫婦の時間を持つと、心の距離がぐっと縮まります。
夫婦でできる!昼の風水ルーティン5選
① 丸いテーブルでランチを囲む|夫婦の“円満な気”を呼び込む
風水において「丸い形」は調和と円満の象徴。
休日のランチタイムは夫婦で向かい合って、丸いテーブルや丸いお皿で食事をとることで自然と会話が増え、空気も和やかになります。
ポイント
- 西の方角で食事をすると金運・家庭運に効果的
- 黄色やオレンジの食器を取り入れると陽の気を増幅
- スマホをテーブルに置かず、会話中心の時間に
② 食卓に「自然のもの」を置く|陽の気を育む小さな工夫
ランチテーブルに、花や観葉植物、果物(特に柑橘類)を添えるだけでも、場の気が華やぎます。
これは風水でいう「木・火・土・金・水」のバランスを整える効果があり、家庭全体の運気が安定するのです。
おすすめアイテム
- オレンジ・みかん:陽の気と金運を呼び込む
- 黄色い花(ガーベラ・ひまわりなど):夫婦関係の明るさを象徴
- 小さな観葉植物:空間の気の浄化に最適
③ 午後の小掃除で“気の流れ”を整える
食後の15分を使って、夫婦で一緒に小掃除をするのも、昼の風水習慣としておすすめです。
とくに気が滞りやすい「キッチンの引き出し」「洗面所」「クローゼットの一角」などを軽く整えるだけで、家庭運と金運がアップします。
風水的におすすめの掃除場所は、次のような場所です。
- 西のキッチン:金運の入り口
- 北東の玄関や収納:家庭の基盤(鬼門)を整える
- 南のリビング:夫婦の対話運・健康運を育てる
ポイント
- 香りの良い洗剤やアロマを取り入れる
- 音楽をかけながら行うと「陽の気」が循環しやすい
- 掃除の最後に「ありがとう」と言い合うとさらに効果大
④ お茶を飲みながらプチ作戦会議|未来への“計画運”を高める
午後のひとときに、お茶を飲みながら「来週の予定」「子どもの行事」「次のデート」などを話す時間を設けるのも◎。
風水では、言葉を交わす=気を交わすこととされ、未来への行動に前向きな運気をもたらします。
ポイント
- 木製のトレイやコースターを使うと家庭運安定
- お茶はジャスミン・ローズなど、リラックス系が吉
- テーブルに水晶やアメジストを置くと対話がスムーズに
⑤ 外に出て「陽の気」を夫婦で浴びる
昼の時間に、軽く外に出て散歩やベランダ時間を持つのも風水的に非常に有効です。
太陽の“陽の気”を体に取り入れることで、気持ちが前向きになり、ネガティブな空気を浄化する作用があります。
おすすめ行動
- 一緒に近所を散歩(西や南側のルートが◎)
- ベランダに椅子を出してお茶タイム
- 花の手入れや観葉植物の植え替えなども気の循環に
もちろん、子どもが一緒にいても夫婦円満に効果的!

子どもが一緒にいても、昼の夫婦風水ルーティンは十分に効果があります。
むしろ“家族全体の気”を整えるという点で、よりポジティブな影響が期待できます。
理由とポイントを紹介します。
① 「家庭の中心=夫婦」のエネルギーが家全体に伝わる
風水では、夫婦の関係性が家庭運のベースとされています。
子どもが一緒に過ごしている時でも、夫婦が協力し合う姿・楽しそうな雰囲気を見せることで、家全体の“気”が安定し、家族運・子育て運・愛情運が自然と上がります。
② 子どもも“陽の気”の源に
特に昼の時間帯は、子ども自身がエネルギッシュな陽の気を放つ存在。
夫婦で子どもと笑い合ったり、一緒にご飯を食べたり掃除をする時間は、夫婦だけの行動とはまた違った形で「調和の気」が生まれます。
③ 子どもがいるからこそ、夫婦の連携が強化される
「じゃあパパが食器を下げるね」「ママは片づけるよ」など、日常の中で自然に役割を分担する姿勢は、夫婦の協力と信頼を育みます。
これは風水的にも、“共同の気”を高める重要な要素。
子どもがいるからこそ、夫婦の結びつきがより明確になるとも言えます。
昼の夫婦時間に子どもがいる場合のポイント
子どもと一緒に食卓に座り、自然な会話を楽しむ
→ 子ども中心の話題でもOK。
空気が和むことで、気が整います。
小掃除や片づけを“家族のイベント”にする
→ たとえば「家族で1か所キレイにしようDAY」など。
イベントにしてしまうと掃除を楽しめるし、大掃除がラクになります。
夫婦が“感謝を伝え合う”姿を見せる
→ 子どもにとっても安心感が増し、家庭運全体が安定します。
子どもがいても“夫婦中心”の意識で気は整うものです。
むしろ、「家族として一緒に整えること」自体が、風水的にも家族全体のバランスと運気を良くする行動です。
ポイントは、子どもがいても「夫婦が仲良く協力して過ごしている」という雰囲気や行動を大切にすること。
それが自然と家庭全体の良い“気”を育て、夫婦円満と家庭運アップの両方を叶えることにつながります。
昼に避けたいNG風水行動

風水では、「気を遮る」「気を乱す」行動は注意が必要。
特に昼はエネルギーが活性化する時間帯なので、次の行動はできるだけ避けましょう。
❌ ソファでダラダラとスマホタイム
→ 気の流れが滞り、夫婦間の会話も減少。
昼食後、ついスマホを見ながらソファで長時間ゴロゴロ…。
これ、風水的には気が停滞し、「無気力」や「マンネリ」の原因になります。
とくに夫婦間で会話がなくなると、関係の“気”も弱まりがちです。
解決策
スマホタイムは「15分だけ」など、時間を決めて会話の時間を確保
- 食後に「お茶タイム」を設けて、短い会話習慣を作る
- ソファにクッションを2つ並べる(“ペア”が調和を促す)
- スマホはリビング中央ではなく、サイドテーブルに置くと気が分散しにくい
❌ 窓を閉め切ったまま
→ 陽の気が取り込めず、室内の気が沈んでしまう。
せっかくの昼間なのに、カーテンも閉めて空気もこもったまま…。
これでは「陽の気」が部屋に入らず、夫婦関係にもどこか重さやモヤモヤが残ってしまいます。
たとえ短時間でも、窓を開けて新しい気を取り入れましょう。
解決策
午前中または昼食後に5分間だけ窓を開ける
- 家の東~南西の窓を開けると、良い陽の気が入りやすい
- カーテンは厚地からレースに変えて、光の気を柔らかく通す
- ベランダや窓辺にグリーンを置くと気の浄化効果アップ
❌ 不満を言い合う・悪口を口にする
→ 陰の気を引き寄せてしまい、家庭運が不安定に。
日中に感じたストレスをそのまま言葉にしてぶつけてしまうと、家の中に「陰の気」がたまりやすくなります。
とくに夫婦間のトゲトゲしい会話は、家全体の気の流れを悪くします。
解決策
感情を伝える前に「ありがとう」や「お願い」でクッション
- 最初にポジティブな一言を入れるだけで、気の流れが変わる
例:「○○してくれてありがとう。あとでこれお願いできる?」 - 感情が高ぶった時は、コップ一杯の水を飲んでクールダウン
(風水的には“水の気”で心を整える効果) - 愚痴は「一緒に改善したいこと」として共有する形に変換すると◎
「やってはいけないこと」に縛られるのではなく、気が滞っていると感じたときに「どう整えるか」が大切です。
- スマホ→会話に
- 閉じた窓→陽の光に
- 不満→感謝や提案に
小さな“気の変換”が、夫婦関係や家庭の空気をぐっと心地よいものにしてくれますよ。
まとめ
昼の時間は、つい流れていってしまいやすいけれど、ほんの少し意識を変えるだけで、気の流れも夫婦の関係も整えることができます。
- ランチを一緒にとる
- 部屋を軽く掃除する
- 感謝を伝える
- ちょっと外に出る――
これらすべてが、「夫婦の気を調和させる風水行動」なのです。
慌ただしい毎日だからこそ、休日の昼はふたりで過ごす“丁寧な時間”を。

あさ
家庭に、明るく穏やかな気がめぐりますように。