
あさ
「最近、旦那といるとなんとなく気まずい……。」
こんな夫婦間のちょっとした違和感、もしかすると風水が原因かもしれません。
私は、19歳で結婚して今年で24年、心理学を勉強中のあさです。
7人の子どもを育てながら、夫の借金や転職、引越し、そしてワンオペ育児を経験してきました。
生活が苦しく夫婦喧嘩が絶えない日々もありましたが、ある時ふと「家の中を整えてみよう」と思い立ち、風水を取り入れ始めたことで夫婦関係に変化が起きたのです。
この記事では、そんな私の体験を交えながら、夫婦仲を知らず知らずに悪化させる“風水的NG習慣”を5つ紹介します。
ちょっとした意識の違いで、夫婦の空気は驚くほど穏やかになりますよ。
玄関が散らかっていると、夫婦間の不信感がたまる

風水では、玄関は「運気の入り口」とされます。
玄関が散らかっていたり、靴が出しっぱなしになっていると、良い気が家の中に入りにくくなります。
実際、我が家も夫婦関係がぎくしゃくしていた頃は、玄関がいつも乱れていました。
大量の靴、チラシ、子ども達の靴……。
今思うと、玄関を開けた瞬間たたきがぐちゃぐちゃでは、帰宅した夫が不機嫌になるのも当然です。
「これじゃ落ち着くはずない」と思い、靴を3足までに減らし、花を飾って靴箱の上も片付けて清潔を保つようにしました。
すると、「おかえり」「ただいま」の一言が自然と出てくるようになったのです。
玄関の風水ポイント
- 靴は必要最低限に
- 玄関マットはこまめに洗濯
- 明るい照明にする
- 観葉植物や花を飾る
- たたきを水拭きする
ポイントを押さえて、良い気を迎える準備をしましょう。
寝室の乱れは夫婦の“心の距離”を生む

寝室は、夫婦の絆を深める場所。
大切な寝室が洗濯物置き場や、物置のようになっていませんか?
風水では、寝室の気は夫婦の関係性を映す鏡。
「寝具がボロボロ」「枕が離れている」など、ちょっとした状態が“心の距離”を作ってしまうのです。
以前の我が家は、寝室に物が多く、ベッド周りも散らかっていました。
私も疲れすぎて夜は夫に背を向けて寝てばかり…。
そこで、ベッド周りを片付けて、お互いが気持ちよく眠れるように片付けました。
ベッドカバーを新しいものに変えて照明をやさしい光に替えてみたところ、気持ちがリラックスして自然と夫にも優しくなれたのです。
寝室の風水ポイント
- ピンクやベージュ系の寝具で愛情運UP
- 枕はペアでそろえる
- 鏡がベッドに映らないようにする
気分が上がるので、リラックス効果のあるアロマを焚くのもおすすめですよ。
水回りの汚れは、夫婦の「感情の澱(おり)」を生む

風水では、「水回り=感情の通り道」。
特にトイレ・洗面所・キッチンが汚れていると、イライラや疲労感がたまりやすくなります。
我が家もかつてはキッチンに洗い物が山積み、トイレ掃除は後回し。
夫の仕事の都合で何度も引っ越していたため、「どうせすぐに散らかるし、退去時にキレイにすれば良い」と考え、掃除を疎かにしていたからです。
そんな中で、夫の言葉に過剰に反応してしまい、よく喧嘩になっていました。
でも不思議なもので、毎朝トイレ掃除をしてシンクをリセットする習慣をつけたところ、心に余裕が生まれ、夫にも優しく接することができるようになったのです。
夫も徐々に変わり、子どものお風呂や片付けを手伝ってくれるようになりました。
水回り風水ポイント
- トイレは「北」なら特に丁寧に清潔に
- 洗面台は鏡をピカピカに
- キッチンは“シンクまで掃除”を基本に
すぐに散らかる状況であっても、「一度リセットする」視点が重要だと感じます。

あさ
私の場合は、達成感も味わえて、自己肯定感アップにもつながりました!
夫婦で過ごす場所が“陰の気”に満ちていない?

リビングやダイニングなどの夫婦が会話を交わす場所に、“陰の気”がたまっていると、言葉がとげとげしくなりやすいです。
テレビの音だけが響くリビング、郵便物が山積みのテーブル、窓のカーテンが閉じっぱなし…。
これでは気が滞り、会話も弾みません。
私は思い切ってリビングを片付け、意識的に空気の入れ替えを行い、クッションを夫婦で選びました。
そのころから、座って話す時間が自然と増え、心の距離がぐっと縮まった気がします。
さらに、夫に耳かきを頼まれる頻度が増え、コミュニケーション不足も解消されました。
会話が生まれる空間の風水
- テーブルの上は常にスッキリ
- 西や南に黄色やオレンジのアクセント
- 観葉植物で気の流れを作る
居心地の良い空間は、会話が生まれやすいですよ。
“ありがとう”の気がない家は夫婦運が下がる

風水は「目に見えないエネルギーの流れ」を整えるもの。
でも、そのエネルギーを最も左右するのは、実は言葉です。
「ありがとう」「お疲れさま」「助かったよ」
こうした言葉がない家は、どんなにインテリアを整えても“気”が流れません。
私も以前、夫の行動に感謝する余裕がまったくありませんでした。
心のどこかで「家のことだから、それくらい、やってくれて当然」という気持ちがあったからです。
でも、風水を学び「言霊も気を運ぶ」という考え方を知ってから、意識的に「ありがとう」を伝えるようにしました。
それだけで夫の態度も変わり、今ではお互いに“ねぎらい合う夫婦”になれたと感じています。
風水×言葉の習慣
- 感謝の言葉を意識的に使う
- LINEでも「一言ありがとう」
- 玄関に「ありがとう」のアートや文字を飾るのも効果的

あさ
「ありがとう」の言葉は最強です!
まとめ
夫婦仲がうまくいかない時、つい相手の性格や行動を責めがちです。
しかし、実は家の中に“気の滞り”があると、心の余裕がなくなり、摩擦が起こりやすくなってしまいます。
風水は、そんな気の乱れを整え、家庭のエネルギーを循環させるための知恵。
片付け、掃除、インテリア、言葉――どれも難しいことではありません。
意識をして取り組むことで、自然と夫婦の関係も整っていくのです。
私自身がそれを体験しました。
借金・引越し・ワンオペ育児・喧嘩…いろんな困難を乗り越えて、今では夫と協力し合える関係に。
夫婦円満のコツは、「自分が心地よい空間を作ること」。
それが、結果的にパートナーにも優しくなれる、一番の近道なのかもしれません。