子どもがいない時間に2人で出かけたら、会話がぎこちない。嬉しいんだか切ないんだか……。

一緒にいても、なぜか心がすれ違っているようで、寂しさを感じる時がありますよね。

実は、夫婦円満のカギは「一緒に過ごす時間」ではなく、「一人で過ごす時間」にあるのです。

私自身、19歳で結婚し、7人の子どもを育てながら、24年間の結婚生活で何度も夫婦関係に悩みました。

喧嘩も多く、心がすれ違っていた時期もあります。

でも、あるとき「自分の時間」を大切にしはじめたことで、夫との関係が穏やかに、そして自然に笑顔が増えていったのです。

さらに驚いたのが、風水にも“1人の時間”を整えることで夫婦関係が良くなるという考え方があること。

この記事では、次の内容について紹介します。

  • なぜ「一緒にいない時間」が夫婦円満につながるのか
  • 私自身の変化の体験談
  • 風水的にも効果的な“自分時間”の作り方

なぜ「一緒にいない時間」が夫婦を救うのか?

「夫婦が仲良くなるには、一緒に過ごす時間が大事」と思われがちですが、実はそれだけでは心がすれ違ってしまうことがあります。

特に子育てや家事に追われていると、「自分の感情」や「考える時間」が不足し、ストレスが溜まりやすくなります。

  • 夫が帰ってくるとイライラ
  • 愚痴を聞いてもらえないと不満
  • 一緒にいるのに心が遠い

私も、7人の子どもをほぼワンオペで育てていた時期は、こんな状態でした。

でも、「私に必要なのは“夫との時間”ではなく“私自身の時間”だ」と気づいたのです。

風水で見る「一人の時間」の大切さ

風水では、「人の運気は“気”の流れによって左右される」と言われています。

この“気”を整えるためには、自分の心と空間のバランスがとても重要です。

風水で見る“距離=陰陽のバランス”

風水では「陰陽のバランス」が非常に重要です。

  • 陽:活動、動き、関わり合い
  • 陰:静けさ、内省、癒し

夫婦関係も、常に「陽(=一緒にいる・話す・干渉する)」ばかりではバランスを崩します。

「陰=一人で静かに過ごす時間」があってこそ、再びお互いの存在を大切に思えるのです。

私たち夫婦も、家の中で“静かに別々に過ごす”時間を増やしたことで、お互いに「心が落ち着いている」ことを感じられるようになりました。

ポイントは「気を落ち着かせる空間」

1人の時間は、リフレッシュ効果や自分を見つめる時間としても大切です。

風水的にも、「1人で過ごす静かな時間」は、気を落ち着け、心身のバランスを整えるために欠かせません。

風水的におすすめの「自分時間」の作り方

方法内容効果
リビングの一角に“自分コーナー”を作る小さな椅子+好きな本+お香や観葉植物自分の気持ちを整える時間ができる
朝一番にベランダで深呼吸太陽の気を取り入れる自然の気を受け取り、穏やかなスタート
寝室にスマホを持ち込まないストレスの元を断つ深い睡眠で感情が安定する

今日からできる!“私時間”を作る5つの風水的アイデア

あなたも「一人の時間を持ちたい」と思っても、なかなか難しい日常があるかもしれません。

そこで、忙しい中でもできる“風水的に効果のある1人時間”を紹介します。

アイデア内容効果
ベランダに椅子を置いて朝日を浴びる1人で太陽の気を浴びる時間を作る明るい気を取り入れ、内側が元気になる
トイレに好きな香りのスプレーを置く自分専用の空間にする意識香りの気で心の切り替えスイッチを作れる
自分だけのマグカップでお茶時間誰にも邪魔されない「ほっとする時間」心のリセット効果がある
家族に「1人で散歩してくるね」と宣言して外出意図的に距離をとる習慣化帰宅後、感謝の気持ちが生まれる
家の中の「自分だけの小空間」を整える好きな本・植物・香りを集める気が安定し、自然と感情も安定する

大切なのは「自分を取り戻す時間を日常の中に仕組みとして組み込む」こと。

それだけで、夫婦の雰囲気が少しずつ変わっていきます。

一人の時間を持つことで、夫婦の関係はどう変わる?

あなたが自分の時間を大切にすると、夫婦関係にこんな変化が現れます。

  • 感情的な言葉が減る
  • 相手を尊重できるようになる
  • “無言の優しさ”が増える
  • 喧嘩が減り、穏やかな会話ができる

実際、私たち夫婦も以前はよく口論になっていました。

しかし、今ではお互いが「干渉しすぎない心地よい距離感」を保ち、関係がとても安定しています。

「あなたが変わると、相手も変わる」風水の共鳴法則

風水の世界には「共鳴の法則」という考え方があります。

これは、「整った気は整った気を引き寄せる」というもの。

あなた自身の気(心・空間・思考)がクリアになると、同じように相手の気も整いやすくなります。

私自身、家の中で怒りや不満をため込んでいたときは、夫にもその“イライラの気”が伝わっていたのかもしれません。

でも、静かに自分の時間を持ち、自分の空間を整えるようになってから、夫の表情や言動が驚くほど変わってきました。

夫婦関係は2人で作るものですが、変化のきっかけは「まず自分から」が近道です。

私が「1人の時間」を持ったことで起きた変化

私が自分の時間を持つようになったきっかけは、「片付け」からでした。

元々の私は、面倒くさい・片付けてもすぐに散らかるといった理由から、片付けに苦手意識がありました。

ところが、様々な運気アップに良いと聞いて少しづつ頑張ってみようと思いました。

家が整い始めると、ふとしたスキマに自分に戻れる時間を持てるようになったのです。

たとえば、このような時間です。

  • 読書をする
  • 甘いものをゆっくり食べる
  • 静かに考えごとをする

不思議なことに、自分が満たされると、夫へのイライラが減り、冷静に会話ができるようになりました。

すると、夫の方も自然と柔らかくなり、私に気遣いや優しさを見せてくれるように。

一緒にいる時間が長いからこそ、「1人の時間」がより大切になる――ということを実感しました。

まとめ

一緒にいない時間」が夫婦関係を深める鍵になる

夫婦円満を目指すなら、「たくさん会話しよう」「もっと一緒にいよう」と頑張りすぎないことが大切です。

自分自身の気を整えることで、夫婦間のエネルギーの流れも自然と良くなります。

風水も「調和」が大切。

無理に近づくのではなく、「お互いの心が落ち着く時間と空間」を作ることが、真の夫婦円満の第一歩になるでしょう。

あさ

まずは今日、5分でもいいので「1人の時間」を持ってみませんか?